汎用エントリでは、基本機能で一般的なことを全て行うことができますが、基本機能以外の例外的な処理を行いたい利用者のために「サブルーチン組み込み」といった方式でそのインターフェースを提供しています。
サブルーチンの種類として、
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「項目サブルーチン」 |
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「画面サブルーチン」 |
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「抽出処理サブルーチン」 |
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「前処理サブルーチン」 |
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「後処理サブルーチン」 |
の5種類があり、組み込む例外処理の内容に応じて使い分ける必要があります。
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| 項目サブルーチン |
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入力項目毎に設定することができ、その項目の入力が終了した時点でサブルーチンに制御が移ります。
主として、入力内容のチェックや他項目への値のセット、他項目の入力可否の設定、次画面番号の変更等が必要で標準機能でできない場合にのみ作成します。
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| 画面サブルーチン |
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画面単位に設定することができ、1画面の処理において、画面の表示前と画面の全項目の入力が完結した時点の2回サブルーチンに制御が移ります。
主に、表示前の処理としては画面項目へのデフォルト表示や処理コードに応じた画面項目の入力可否の設定等が必要な場合にのみ作成します。
また、入力完結時の処理としては、入力トランザクションへのデフォルト値のセットやマスターファイルを参照し、そのマスター内容を入力トランザクションにセットする等が必要な場合にのみ作成します
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| 抽出処理サブルーチン |
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業務単位に設定することができ、データ抽出時に制御が移り、出力レコードの編集(項目の付加、レイアウトの変更等)が必要な場合にのみ作成します。
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| 前処理サブルーチン |
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業務単位に設定でき、業務開始時に制御が移ります。
主として、既に入力された実績ファイルが存在し、その実績を利用して入力を行うような場合にのみ作成します。
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| 後処理サブルーチン |
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業務単位に設定でき、データ抽出終了後に制御が移ります。
主として、抽出データから実績ファイルの更新を行う場合や、抽出データから集計表を印字するような場合等にのみ作成します。
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